ミヤマキリシマに逢いにいく・烏帽子岳と杵島岳【5/18】

登山

ゴールデンウイークを過ぎると、ミヤマキリシマの咲き具合が気になりますね。

毎年、花の状態がどうとかという話題は、登山仲間の間でも交わされる会話の一つです。

数年前、くじゅうのミヤマキリシマがほぼ壊滅状態といわれるほど虫の被害にあったのを、この眼で見たこともあるし、

別の年では満開のミヤマキリシマに囲まれて気分が最高潮になったこともあります。

花の咲き具合でこんなにも一喜一憂する日本人は、ある意味幸せなのではと個人的に思うところであります。

さて、今回の山行は2024年5月18日の山行です。

場所は熊本の草千里にある、烏帽子岳(えぼしだけ)と杵島岳(きしまだけ)です。

私はこの山は初めてのお山でして、しかもソロでしたのでちょっと緊張しましたが、最高の天気に恵まれて、とてもいい山行になりました。

今回は車中泊もしたので、その様子も混ぜながらご紹介しますね。

※文中の商品等の値段やサービスは当時のものです。最新情報をご確認ください。

車中泊付きの山行

仕事を終え、18時に会社を出ました。帰宅してお風呂を済ませ早速出発します。

数日前から車中泊の準備は済ませているので、出発もスムーズ。

九州自動車道に乗って基山SAで、晩御飯です。

この時間にラーメンはまずいかなと思いつつ…

基山SA(下り)は夜の12時まで開いているので助かります。全部のお店がこの時間まで営業してるわけではないですが、食事は出来ますので今回はここで夕食を済ませました。

再び車を熊本方面へ走らせ、玉名SA(下り)で車中泊しました。セブンイレブンもあるので、次の日の朝食の調達も心配しなくていいのがうれしいところ。

ちなみに愛車はスズキのエブリィワゴンです(#^^#)

引用:スズキ公式サイトより

後部座席は倒すとフルフラットになりますが、完全にまっ平になる訳ではないです。5cmくらいかな~ちょっと段差がありますが、マットレスを敷いてなんとか気にならない程度まで改善できました。

ポータブル電源も安いのを買ってあるので、車内の灯りや、電気毛布程度だったら朝まで大丈夫。電気毛布、夜は冷えるかもしれないので念のため用意していきました。

204.8wh 3.2v/63750mAh GOLABSポータブル電源ブラック

今回の山行の目的

今回の山行の目的は、初めて歩く烏帽子岳と杵島岳を計画通りに歩いてみる、ということとミヤマキリシマを楽しむ。この2つです。

初めてのお山なので、実際に歩いてみないと分からないこともたくさんあるでしょうし、きっと人も多いんじゃないかと予想しているので、お花に見とれて下山が遅くならないように気をつけようと思います。

烏帽子岳(1336.7m)

烏帽子岳

いいお天気に恵まれました!
この日、一番びっくりしたのが人の多さ。

土曜日だから当たり前ですね。いつも平日休みが多い私なので、この混雑さに戸惑ってしましました。

お土産売り場などがある施設前の有料駐車場は、入場する車が列を作っていました。時間のロスが気になったので、道路の先に進みそこに停めました。

スペースのある所はこんな具合です。

なんでこんなに駐車場に入るのに渋滞しているのか調べてみたら、入場時に係員がお金をそこで徴収しているシステムであることが分かりました。

今ではそのシステムも改善しているようです。

有料駐車場に車を停めるメリットは、トイレに近さではないでしょうか。

登山口をどこにするかで、そのメリットは変わってくるかと思いますが、

駐車場およびトイレに近い登山口は、地図内の青い矢印です。

私は赤い矢印の登山口からスタートしました。

結果的にはこの選択が良かったです。なぜかというとこの辺り(赤い丸)⇩が思いのほか段差の大きい道が続いたからです。

下から上がってくる他の登山客がひーひーいいながら登ってきていたので、きついだろうなと思ったのと、下りながらこの景色が見れたのでラッキーでした。

結構、高度感あるの分かりますか?

ここからの眺めが良くて何度も足が止まりました。

話が前後しますが、赤い矢印の登山口から時計回りに回りました。道中の景色もなかなか素晴らしかったですよ。

山頂はすごい数の人!山頂標識で写真を撮るのは無理だと一目で分かったので、ちょっと離れたところで、一枚だけ自撮りを撮っておしまい。

あとはすてきな景色を見ながら下山していきました。

杵島岳(1326m)

烏帽子岳から降りて、お手洗いを借りてちょっと休憩。

まだ時間もあるので、もうひと山登ります。

施設の裏手に杵島岳への標識を見つけたので、そちらに進みます。

烏帽子岳も杵島岳もそうですが、日影がない…。

夏にここを歩くのは、難しそうだなと感じました。標高は1000m超えてますけどね。

暑さがどこまで影響するかな。そんなことを考えながら歩き出します。

杵島岳の山頂は混んでいなかったので、山頂標識で写真も撮れました。

下山はなかなかの傾斜がある所を降りていきます。こっちから登らなくてよかった。

降りるとT字路になっていますが、右へ行きます。すると最初の取り付き点にたどり着きます。駐車場に着くまで車道の近くを歩くのですが、ず~~と車が渋滞しているのが見えました。車が端から端まで連なってて、なんだか気の毒だなって思いました。

こういう問題があるから駐車場の対策に乗り出したんでしょうね。今年はスムーズになるといいですね。

あと、気温も上がったせいか、結構な汗をかきました。紫外線対策と水分補給対策は必須ですね。

今回の山行の評価と課題

今回の山行は時間的には無理のない、計画通りに進んだ山行だったと思います。

素晴らしく雄大な景色と、山肌をピンクに染めるミヤマキリシマを存分に楽しむことができました。

反省点は暑さ対策が足りなかったかなと思いました。サングラスと日焼け止めを忘れるし。

日除けフードもあったほうが良かった。

まとめ

ミヤマキリシマは日本の固有種で、世界中どこ探してもここ、九州の火山地帯にしか咲かない花です。

そんな貴重な花の大群生をすぐに見られる環境にいることに感謝ですね。

下山後の温泉は「菊陽温泉さんさんの湯」を利用させていただきました。

ここに来るまで車内が汗臭くなっても、一人だから気にすることなく運転に集中できました(;^ω^)

ソロの恩恵はこういうところで感じます。

次の日は仕事なので、有休を消化することなく公休一日だけで、これだけ遊べました。車中泊することで時間を有効活用できます。

さて次はどこに行こうかな。

では次の山行でお会いしましょう。

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