福岡県と佐賀県の県境にある、脊振山系の一つ 井原山。

標高982mのこの山は、花の名峰として有名です。
5月のゴールデンウィーク頃に山頂付近ではコバノミツバツツジが咲き誇り
登山口は車が満車になることも珍しくはありません。
今回は、2025年5月3日に訪れた様子をご紹介します。
珍しいお花の撮影もしましたので保護の観点から、今回のルートは簡略化してお伝えします。
コバノミツバツツジが咲き誇る井原山
ゴールデンウィークに差し掛かると、井原山はとても賑やかになります。
福岡県と佐賀県の県境にある、標高982mの山です。脊振山系の一つで花の名峰として有名で、春先から夏にかけて様々な種類の花が咲く人気の山です。
この時期、この山が賑やかになるその理由は「コバノミツバツツジ」。

その名の通り、「ツツジ」の一種です。その鮮やかで可愛らしいピンク色で山頂が染まる様子を見ようと、たくさんの登山者がここを訪れます。
5月3日(土)キトク橋登山口はほぼ満車。時間は朝の7:10くらいだったかなと思いますが、この時間でほぼ満車でしたので、早めに家を出発して正解でした。
今回のルート
佐賀県側の木場登山口からのアクセスは問題ないようですが、福岡県側の登山口は通行止めの箇所があり、情報を集める必要があると思います。
キトク橋登山口は通行可能ですが、水無登山口への水無林道は通行止め。(2025年5月3日時点)
※2025年9月時点 水無林道通行可 最新情報はご確認ください
広域林道も途中に工事個所があり、水無登山口までは車で行けない状態です。
今日の山行は仲間二人と合流しての山行なので、一台の車で広域林道へ行けるところまで行って、水無登山口を目指しました。

水無登山口~山頂~水無登山口のルートがこちら。時計回りに回りました。コバノミツバツツジは井原山の山頂付近で見ることができます。
ですが、道中の登山道にもいろんなお花が咲いてますよ。
今回の山行で逢えたお花たち
3月25日に井原山を歩いた記録がこちら。
今回もたくさんのお花たちに逢えました。
先ほどの記録でも紹介している「ホソバノコバイモ」もすっかり実になってました。
もう終わってると思っていた「ヒトリシズカ」にも逢えましたよ。
この時期の井原山の魅力とは
5月上旬の井原山の魅力は、何といっても「コバノミツバツツジ」です。
コバノミツバツツジはシベが10本です。ツツジにもいろんな種類があるので、見かけたらよく観察すると面白いですよ。
ツツジといえば「ミヤマキリシマ」が九州では有名ですね。世界中どこ探しても九州にしか自生していないツツジです。
井原山のコバノミツバツツジは山頂直下とお隣のお山「雷山」への縦走路に咲いていますので、時間的に、そして体力的に余裕がある方はそちら方面へ歩いてみてもいいかもしれませんね。
山頂までの道中にもいろんなお花が咲く井原山ですから、足元も観察しながら歩くといろんな発見があって面白いと思います。
そのうち植物の名前に興味が出たりするかもしれませんよ。
まとめ
毎年、ゴールデンウィークに登山口が満車になるほど人気のある、井原山をご紹介しました。
この時期は山頂近くに咲く「コバンミツバツツジ」が有名で、たくさんの登山客が訪れます。
この日は風がとても強くて、油断してると帽子が吹き飛ばされそうになるくらいの強い風でしたが、お天気は良くお花のコンディションも良かったです。
コバノミツバツツジは山頂近くに咲きますが、その道中もたくさんのお花が咲いていますので、観察しながら歩くのも楽しいお山ですよ。
登山の際は計画立てて、準備をしっかりして楽しい登山にしてください。
では、次の山行で逢いましょう。
























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