運営者情報

撮影:タムタム くじゅう

皆さん、はじめまして! このブログ「タムタムらいふ」を運営しています、タムタムと申します。

星の数ほどあるブログの中から、この場所を見つけてくださり、本当にありがとうございます。このご縁に、心から感謝申し上げます。

ここは、子育てを終えた私が、8年ほど前に出会った「登山」という素晴らしい世界を通して、日々の暮らしや自然との関わり方、そして人生の新しい楽しみを見つけていく様子を綴ったブログです。

このページでは、管理人のタムタムがどんな人間で、どんな想いでこのブログを運営しているのか、少し長くなりますが、私の物語にお付き合いいただけたら幸いです。

これから山を始めてみたいと思っている方、始めたばかりで少し不安な方、そして、マンネリ気味の毎日に何か新しい風を吹き込みたいと思っている方に、特に読んでいただけたら嬉しいです。

私が山に登るようになった、ちょっと意外な道のり

今でこそ、週末になると天気予報と睨めっこしながら「次の休みはどこの山へ行こうか」と心を躍らせていますが、ほんの10年ほど前の私に「あなた、将来は山に登るようになるよ」と教えてあげても、きっと「まさか!」と笑い飛ばしていたことでしょう。

子育てが一段落し、ふと自分の時間が増えたある日のこと。 それは2014年の9月でした。本当に、何のきっかけがあったわけでもなく、「なんとなく、やってみようかな」という、ごく軽い気持ちで一眼レフカメラを手に取ったのが、すべての始まりでした。

最初は、ただシャッターを切ることが楽しくて、身の回りのものを夢中で撮影していました。ですが、撮り続けていくうちに、次第に「もっと心惹かれるものを撮りたい」という想いが募っていったのです。

そんな時、運命的な出会いが訪れます。 私の住む福岡県糸島市にある井原山(いわらやま)。この山は、季節になるとたくさんの花が咲くことで知られています。ある年の3月、私はカメラを片手に、初めてその山へ足を踏み入れました。

そこで目にした光景に、私は息を呑みました。 登山道脇の、陽だまりの斜面に、そっと身を寄せ合うように咲く可憐な花々。今まで図鑑でしか見たことのなかった、いえ、その存在すら知らなかった野生の花たちが、生命力いっぱいに輝いていたのです。

「ああ、なんて美しいんだろう…」

撮影:タムタム 井原山 ニリンソウ

その瞬間、私の心は決まりました。 「この子たちを、もっと綺麗に撮ってあげたい!」

その日から、私の週末は一変しました。花が咲く場所を調べ、その姿を写真に収めるために、夢中で山へ通うようになったのです。

最初は、あくまで「花の写真を撮る」ことだけが目的でした。 しかし、何度も山道を歩くうちに、私はもう一つの大きな魅力に気づかされます。

土の匂い、木々のざわめき、頬をなでる風の心地よさ。息を切らしながら坂を登り、たどり着いた山頂で味わう、何物にも代えがたい達成感。そして、回を重ねるごとに、少しずつ体力がついて、前はきついと感じた坂道を楽に登れるようになっている自分自身の変化。

そうです、いつの間にか私は、登山そのものの楽しさに、どっぷりとハマっていたのです。

山で出会う人々との何気ない挨拶や会話も、私の世界を大きく広げてくれました。同じ趣味を持つ仲間ができ、情報交換をしたり、時には一緒に山へ登ったり。一人で黙々と花と向き合う時間も、仲間と笑い合いながら歩く時間も、どちらも私にとってかけがえのない宝物になりました。

登山の世界は、山頂のさらにその先へ

一つのことに興味を持つと、そこからどんどん世界が広がっていく。 登山は、まさにその連続でした。

最初は「花」、次に「登山そのもの」。そして、私の好奇心は、山の麓へと広がっていきます。

汗を流して下山した後に浸かる温泉の、あの体の芯から解き放たれるような心地よさ。 その土地ならではの食材を使った美味しいグルメに舌鼓を打つ幸せ。 登った山の周辺にひっそりと佇む神社仏閣を訪ね、その土地の歴史や文化に想いを馳せる時間。

撮影:タムタム 篠栗町森林セラピーロード

登山は、ただ山に登って下りてくるだけで終わりじゃない。その前後も含めて、一つの旅なのだと知りました。山を深く知ることは、その地域全体を深く知ることに繋がっていたのです。

この「もっと知りたい!」という欲求は、さらに私を突き動かします。 「もっと遠くの山へも行ってみたい!」 その想いを叶えるため、ついに車を買い替え、自分で内装をカスタマイズして車中泊仕様にしました。

この頼もしい相棒と共に、九州の山々へも遠征するようになりました。噴煙を上げる火山と神秘的な火口湖が織りなす霧島連山。平成新山の荒々しい山容が忘れられない雲仙普賢岳。そして、中国地方の名峰、伯耆大山

撮影:タムタム 伯耆大山

車中泊をしながら、数日間かけてその地域の山々を巡る旅は、私の行動範囲と登山の可能性を、さらに大きく広げてくれました。

このブログが、あなたの「一歩」を応援する場所である理由

私がこのブログを始めようと思ったのは、登山を始めたばかりの頃の、あの日の自分自身のことを思い出したからです。

「どんな道具を揃えればいいんだろう?」 「初心者は、どんな山から始めたら安全なんだろう?」 「一人で登るのは、やっぱり不安だな…」

たくさんの期待と同時に、同じくらいの不安や疑問がありました。

だからこそ、このブログは、かつての私と同じように感じているあなたの背中を、そっと押してあげられるような場所でありたいと思っています。

この「タムタムらいふ」では、私が実際に登った山の様子や、そこで出会った美しい草花たちを、たくさんの写真と共にご紹介していきます。

  • その山に登ると、どんな素晴らしい景色が待っているのか。
  • どんな季節に、どんな花が咲いているのか。
  • 下山した後には、どんな素敵な温泉や、美味しいお店があるのか。

ただ「楽しかった」で終わるのではなく、あなたが次に出かける山を選ぶ時の「役に立つ」「ワクワクする」情報をお届けしたいのです。

もちろん、ブログで発信する情報には、こだわりを持っています。 できる限り確かで、フレッシュ(新鮮)な情報であること。そして、専門用語を並べるのではなく、初心者の目線に立って、分かりやすく、優しく寄り添えるような言葉で伝えること。この二つを常に心がけていきます。

ブログに掲載している写真は、引用元を明記しているもの以外は、すべて私が撮影したものです。 愛用のカメラはCANON M5。レンズは標準ズームのEF-M18-150mmと、花の撮影に欠かせないマクロレンズEF100mm F2.8Lを主に使っています。まだまだ勉強中の身ですが、「あの空気感が伝わりますように」と願いを込めて、一枚一枚シャッターを切っています。

最後に、とても大切なことを。 残念ながら、100%安全な登山というものはありません。自然は、時に厳しく、予測不能な顔を見せることもあります。

このブログの情報は、あくまで参考の一つとして活用していただき、必ず他の情報(公的機関の登山情報や、最新の天気予報など)も併せて確認するようにしてください。そして、時にはプロが主催するツアーや講習会に参加するなど、信頼できる指導者から知識や技術を学ぶことも、安全な登山を続けるためには非常に重要です。

さいごに:一緒に、新しい景色を見に行きませんか?

撮影:タムタム 伯耆大山 ブナの森

ここまで、私の長い自分語りにお付き合いいただき、本当にありがとうございました。

「タムタムらいふ」は、登山を通して自然との関わり方を増やし、人生の楽しみを見つけていくブログです。

私自身、まだまだ登山の世界の入り口に立ったばかり。日本には、まだ見ぬ素晴らしい景色や、出会ったことのない美しい花々がたくさんあるはずです。これからは、もっと活動範囲を広げて、この国の自然の美しさを、一つでも多く見つけに行きたいと思っています。

このブログが、あなたの心を動かし、新しい一歩を踏み出すきっかけとなれたなら。 そして、この場所を通して、あなたと一緒に自然の素晴らしさを分かち合い、楽しんでいけたなら。 それ以上に嬉しいことはありません。

さあ、一緒に、新しい景色を見つけにいきましょう。 あなたの人生が、もっと豊かで、もっと輝くものになりますように。

これから、どうぞ末永くよろしくお願いいたします。

サイト運営者 タムタム

運営者:タムタム
所在地:北部九州
趣味:カメラ 登山 山野草 温泉 パン屋さん巡り 最近は苔にも興味が…。
いつか行きたいところ:屋久島 熊野古道 日本の美しい場所いっぱい

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